悩み・トラブル

飲食社員はバックレで辞める人が多いけど損害賠償と給料はどうなる!

会社をバックレて旅をする男性

過酷な労働環境に、もう耐えられない。

給料が低いのに、サービス残業でタダ働きの日々。

「もうバックレてしまおうかな・・。」

そんなふうに考えている人も多いのではないでしょうか?

実際に20年以上飲食を転々としている筆者は、突然バックレて辞めてしまう社員を、何人も見てきました。

「○○が飛んだぞ!」

飲食業ではめずらしくない言葉です。

ですが、バックレて辞めることはおすすめしません。

なぜなら、リスクが大きいからです。

・給料が支払われない
・損害賠償を請求される

そしてついでにいうと、懲戒解雇扱いにされてしまうかも知れないというリスクがあります。

どちらにしても、勝手に辞めるというのは、他の従業員にも迷惑がかかるので、おすすめできません。

バックレたいと思ったら、この記事を読んでみてください。

対処法がわかります。

会社をバックレたら損害賠償を請求される?

もしかしたら就業規則などに、「会社を無断退職した場合は、損害賠償を支払う義務がある」などと記載されていたり、会社内の噂で、そういったことを耳にしたことがあるかも知れません。

逃げ出さないといけないほど追い詰められて、損害賠償なんて請求されらたまりませんよね。

バックレたとしても、会社の誰かが家に来るかも知れないと、不安が残るのではないでしょうか。

でも損害賠償に関しては、請求される可能性はほとんどないといっていいと思います。

なぜなら、実際に損害があったとしても、「何日かの売り上げが少し減ったかもしれない」ぐらいですよね。

それが損害なのかどうかを、証明することも難しいと思います。

それどころか、公に損害賠償を請求するとなると、当然「なぜバックレたのか?」ということが問われることになります。

従業員が耐えられなくて辞めてしまうような、労働環境を責められることになるわけです。

そうなると、監査が入って指導をされれば、会社にとっては大きな不利益を被る可能性も避けられません。

少額の賠償金を得るために、わざわざ時間と労力をかけて、リスクのある行動をとる会社はない、といってもいいのではないでしょうか。

辞める前の分の給料は支払われるのか?

実際の場合は、バックレる社員は最後の月の給料はあきらめていて、会社も支払わずに済ませている場合がほとんどだと思います。

でもこれは違法です。

たとえバックレて会社に迷惑をかけようが、働いた対価を払わないというのは別の話なので、働いた分の給料を支払わなかったり、勝手に損害賠償として徴収することはできません。

ただし辞めた社員はバックレた負い目から、請求もしにくいと思うので、それをいいことに会社は、未払いの給料を振り込まないことが多いわけです。

もしバックレて給料が振り込まれなかった場合は、内容証明などで請求をすれば、どれだけブラック企業であったとしても、会社は支払わざるを得ないはずです。

それでも支払わなければ、労働基準監督署に行って催促してもらうことも出来るでしょう。

再就職に不利な懲戒解雇とは?

退職について調べていて、懲戒解雇という言葉を知って、怖くなっている人はいないでしょうか?

懲戒解雇とは、法律上の制度ではないのですが、不当な行為に対する制裁を加える解雇という意味があり、民間で行うものとしては、再就職も不利になるぐらい重い処分だとされています。

もし懲戒解雇という扱いになったら、次に就職することが難しくなるかも知れません。

でも結論から言うと、飲食業にはあまり関係なさそうですね。

懲戒解雇をするには、就業規則に条件が記載されていないといけませんが、そもそも飲食業で就業規則が提示されている職場自体が少ないでしょう。

それにバックレた時点で、再就職はちょっと不利になる道を選んでいるわけですから、そこまで気にしなくてもいいのではないでしょうか。

バックレたいときの対処法

もしバックレたいと思ったら、素直に上司や経営者に話してみるのがいいと思います。

「それができるならバックレない」といわれるかも知れませんが、あなたが思っているほどおかしな対応はされないはずです。

今は「働き方改革関連法」などもできて、コンプライアンスにも厳しくなっていますし、SNSも普及している時代なのです。

やはり穏便に辞めるのがいちばんですからね。

 

それでも「そんな話がわかる上司じゃない」「話をするぐらいならバックレたい」というのなら、合法的にバックレる方法をとりましょう。

 

バックレる前の日に有給を申請して退職届を出す

これだけです。

有給が14日以上残っていないといけませんが、これだけで損害賠償や懲戒解雇などの心配もなく、通常の退職として辞めることができます。

退職するには、上司に当たる人に14日前までに伝えればいいことになっているので、何の問題もありません。

有給休暇は、働きだして半年で10日そこから1年で11日取得していますので、その職場で1年半以上働いていて、有給を使ったことがなければ、21日以上残っていることになります。

有給休暇は労働者の権利で、通常は会社側に”時期を変更する権利”があるのですが、退職までに変更させる時期がない場合は、受け入れるしかないわけです。

有給の申請して退職届も出すのは怖いと思うかも知れませんが、最低限これだけは我慢してください。

言い訳をしたり理由を説明する義務はないので、それ以外のことは何も話す必要はありませんが、そんなもの受けとってないと言われないようにだけ、証拠を残すようにしておいた方がいいと思います。

14日以上前に残りの日の有給休暇を申請したことと、退職届を出したことの事実さえあれば、いいのです。

ジュンイチ
ジュンイチ
退職(希望)ではなく退職届(意志)ですよ。

飲食業正社員のバックレまとめ

いくら労働環境が厳しいといわれる飲食業でも、バックレたいほど追い詰められるというのは、その会社が悪いのだと思います。

・給料が低すぎる
・サービス残業が多い
・労働時間が長い
・休憩がない
・休みが少ない
・人間関係が悪い

こういった条件ならば、辞めたいという人の方が、まともだといえるかも知れませんよね。

ですが、やはりバックレるというのはおすすめできません。

そこまで追い詰められてまで、会社のことや人手不足などを気にする必要はありません。

損害賠償までは請求されないにしろ、経歴に懲戒解雇扱いという傷がついてしまいますし、給料がもらえない可能性も多いからです。

 

どうしても耐えられないときは、対処法で示した方法で正当に退職してください。

法律に乗っ取った方法なので、誰からも咎められることはありません。

 

でもいちばんいいのは、転職先を先に決めてしまう方法です。

いちど空白期間が出来てしまうと、再就職するにも面接で必ずそこを責められるので不利ですし、何かと手続きが面倒なんですよ。(経験者は語る)

それに無職状態で転職活動をすると、焦って失敗しやすいですけど、在職中なら心にゆとりを持ちながら活動できますからいい結果につながりやすいわけです。

辞めるのは悪いことではありませんが、その先に希望を持てる辞め方をしなければ、自分が損をすることになるので、いい選択をして下さいね。

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