悩み・トラブル

外食産業の”9割以上”がせいぜい店長止まり、定年まで働けない?

外食産業の店長

アルバイトから、そのまま社員になって気が付けば飲食チェーン店の店長。

学生時代の友人が出世して、給料も上がっていく中、「店長」という肩書でなんとか、恥ずかしい思いをせずに済んでいるが、実際には役職手当が3万円付くだけで、とても人に言えない額しかもらっていない。

中間管理職として、会社と従業員の板挟みの毎日。

この生活がいつまで続くのだろうかと考えると、急に不安が襲ってきた。

「そういえば、このままずっと店長なのかな?将来どうなるんだろう。」

 

そう、外食産業って、どう考えても大半の人が「店長止まり」なんですよね。

マネージャーや、課長、部長へと出世する人は、ほんの一握り。

年を取ったら、本社勤務になるのだろうか?と考えていたこともありますが、そんな人はほぼ皆無。

 

みんなが出世できるわけではありません!

ほとんどの人が、現場で働き続けなくてはいけないわけです。

現実的には、体力が持たなくて消えていく・・。

このまま働き続けても「店長止まり」の先が見えたと感じたら、どうすればいいのでしょうか?

幹部候補になる人となれない人

同じ外食産業の社員でも、幹部になる人となれない人がいますよね。

幹部になれば、会社での立場はもちろん、生涯給料も大きく違ってきますし、そこそこの(50代以上)年齢であっても、まったく違和感なく働くことができます。

では、幹部になる人となれない人は何が違うのか?

外食産業でも2社ほど働いた筆者の経験から言うと、幹部になる人の特徴をまとめると、こうなります。

・店長で結果を出した人
・会社と仕事が大好き人間

・幹部になりたくてしょうがない人

幹部になろうと思えば、外食産業なら誰でもなれるチャンスはありますが、まずは店長になって結果を出すことが前提になります。

そして会社と仕事が好きだと真顔で言うような人です。

筆者には全く理解できませんが、いわゆるイエスマンですね。

会社の愚痴を言ったり、労働環境の不満を口にせずに、ひたすら会社の為に働く人です。

そういう人は、アピールもすごいです。

休みの日なのに、自らオープニング店舗の手伝いをしに行くような人っているでしょ?

自分の時間よりも、会社や仕事が大切でないと、務まらないのです。

ついでにいうと、こんな人の方が幹部になりやすいといえます。

・学歴や資格がある
・結婚している

飲食業なんて、学歴がある人はほとんどいないので、ちょっといい大学を出ていたりすると、すごく目立って優遇されることがあります。

筆者の働いていた会社では、某国立大学出身の社員がそれでした。

ホームページで大学の名前をでかでかと書いて、その店舗紹介や採用ページの体験談に使われていたのです。

そんなにできる社員ではなかったですけど、本社近くの店舗に配属して、幹部にするために育てられているような感じでしたね。

あとは結婚している人です。

世間体もそうですし、家族の為に一生懸命働くだろうし、体調管理をケアしてくれる人がいることなどが、大きな理由だと思われます。

幹部になりたくない人も多い

下手に売り上げで結果を出したせいで、なりたくもない幹部になって辞めてしまう人もいます。

店長とは比べものにならないぐらい、プレッシャーや仕事量が増えるわけですから、店長で根を上げているようでは、絶対に務まらないわけです。

それ以前に、現場仕事が好きな人にとったら、幹部になんてなりたくない人も多いですし、性格的なものも大きいかもしれませんね。

50代の現場社員が少ない事実

サービス業全般に言えることですが、ファミレスや、ファストフード店で、白髪頭の店長がいるような店ってみたことがありますか?

パートさんを除けば、若い従業員がほとんどで、中高年でも40代ぐらいまでの社員という店が多いですよね。

なぜなら、50歳前後で辞めてしまう人が多いからです。

 

若い社員を安く使って、必要な社員は幹部にする

飲食業は、離職率が高くても労働環境を改善しないのには、こういった背景があるからなのです。

これがどういうことかというと、外食産業において40代後半が、会社に残る幹部になるか、店長止まりで辞めていくかの境目だということになりますよね。

つまり40代で、店長止まりだと思ったら、できるだけ若いうちに、50代になっても働ける職場に転職した方がいいということです。

調理場ならまだいいですが、ホールなら働いている方も、ファーストフードやファミレスで接客をし続けるというのは辛いのではないでしょうか。

まとめ

外食産業で働いていたら、行きつく先は店長止まりという人が多いでしょう。

なぜなら、ある程度の結果を出した人じゃないと、それ以上の役職には就けませんし、そもそもポスト自体がそんなにないのです。

本社勤務に移るようなことも、余程の特技等がない限りあり得ないといってもいいでしょう。

でもあまり50代の店長は見かけない。

もちろん働き続けることも可能ですが、やはり辞めていく人が多いんですよ。

若い時にはわかりませんが、50代にもなると体力的にもきつくなります。

若い従業員の中にいるのも辛くなってくる・・。

 

独立したり、目的があって辞めるのならいいですが、そうでないのなら40代のできれば早いうちに、転職を考えた方がいいかも知れません。

50代になると、求人の数も極端に減ってしまうのです。